△日程第11 議案第45号 千曲
市保育所条例の一部を改正する
条例制定について
△日程第12 議案第46号 千曲市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する
条例制定について
△日程第13 議案第47号 千曲
市下水道条例の一部を改正する
条例制定について
△日程第14 議案第48号 千曲
市水道事業給水条例の一部を改正する
条例制定について
△日程第15 議案第49号 平成30年度千曲
市一般会計歳入歳出決算認定について
△日程第16 議案第50号 平成30年度千曲
市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について
△日程第17 議案第51号 平成30年度千曲
市同和対策住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について
△日程第18 議案第52号 平成30年度千曲
市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について
△日程第19 議案第53号 平成30年度千曲
市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について
△日程第20 議案第54号 平成30年度千曲
市下水道事業会計利益の処分及び
歳入歳出決算認定について
△日程第21 議案第55号 平成30年度千曲
市水道事業会計利益の処分及び
歳入歳出決算認定について
△日程第22 議案第56号
令和元年度千曲
市一般会計補正予算(第3号)の議定について
△日程第23 議案第57号
令和元年度千曲
市介護保険特別会計補正予算(第2号)の議定について
△日程第24 議案第58号
市道路線の認定について
△日程第25 議案第59号
市道路線の変更について
○議長(
荻原光太郎君) 日程第9、議案第43号から日程第25、議案第59号まで、以上17議案を一括議題といたします。以上は日程に従いまして、理事者の
提案説明のみにとどめます。各議案に対する
提案説明を求めます。
岡田市長。 〔市長
岡田昭雄君 登壇〕
◎市長(
岡田昭雄君)
提案説明を申し上げる前に、若干時間をいただきまして、6月の
市議会定例会以降の主な諸情勢について申し上げます。 はじめに、小中学校の
空調設備設置事業であります。
市内小中学校の全ての普通教室と理科室など一部の
特別教室への
エアコン設置でありますが、市内13校を5つの工区に分割して発注した工事は順調に進んでおりまして、教室内の工事については
夏休み期間を有効に利用し、大部分の工事が終了しています。 しかし、エアコンの稼働に必要な電気容量を増やすため、
高圧受電設備のキュービクルというのがあるんですけれども、この
増設作業を行った後、電気の切りかえのため
停電作業を電力会社と調整して行う必要があるために、作業は土曜日、日曜日や休日に限られておりまして、同様の作業が他の市の学校でも行われていることから、やや時間を要している状況でございます。 なお、第2工区の3校(
上山田小学校、
戸倉小学校、
五加小学校)は、8月29日から順次試運転を行い、既に使用を開始しております。他の工区については、9月中旬以降に
試験運転を開始する予定でありまして、
予定どおり10月中には全ての工事を完了する見込みであります。 次に、
シティプロモーションへの
取り組みについて3点申し上げます。 1点目は、
ホストタウン交流事業についてであります。 7月12日に「魅惑の音楽と写真でつづる
ハンガリーの夕べ」を開催し、
ハンガリーで活躍する千曲
市出身者の音楽家2名と
ハンガリーの音楽家によるトークと演奏が披露されました。その翌日には「世界に羽ばたく若き演奏家によるコンサート」が開催され、多くの
ハンガリー音楽ファンが詰めかけました。 8月20日には、
ハンガリーから来日した
コリブリ劇団を招聘しまして、「
キップコップとティップトップ」という絵本作品の人形劇を披露していただき、9月1日には、
ハンガリー大使館の料理長を講師に迎え、20名の市民が
ハンガリーの伝統的な
家庭料理を学んだところであります。 これら4つの事業は、駐
日ハンガリー大使館から、日本・
ハンガリー外交関係開設150周年
記念事業の認定を受けた事業でございます。 10月6日には、千曲
市ハンガリー友好協会との共催によります「
ハンガリーワイン&音楽の夕べ2019」の開催を予定しておりまして、
ジプシーバイオリンの名手、
古舘由佳子さんの演奏に合わせて
ハンガリーの伝統舞踏が披露される予定であります。多くの市民の皆様に
ハンガリーへの理解を深めていただくための機会となればというふうに考えています。 2点目は、
地域発信型映画「透子のセカイ」であります。 昨年、市内を主なるロケ地として撮影されました
吉本クリエイティブ・エージェンシーの
地域発信型映画「透子のセカイ」は、4月の
沖縄国際映画祭に続き、6月15日から開催された第22回
上海国際映画祭でも上映されました。また、7月28日には
上山田文化会館において、ヒロインをはじめ
映画監督、プロデューサーなどが出席して「透子の
セカイ凱旋上映会」が開催され、映画のヒットを祈願したところであります。 また、同映画は、今月14、15日には、タイの
国際映画祭でも上映されることとなっておりまして、来春には
全国上映が予定されております。 現在、市内の
ロケ状況でありますが、
映画監督やディレクターが現地入りして、シナリオと現地が合うかどうか確認する
ロケーション・
ハンティング--ロケハンということを行っていますが、これが2件ありまして、うち1件は既に撮影が行われておりまして、もう1件は11月から撮影に入る予定というふうに聞いております。 3点目は、第5回
全国ふるさと甲子園であります。 8月24日、映画・ドラマ・アニメのロケ地や舞台となった全国の自治体55市町村が一堂に集まりまして、地域の魅力を競う第5回
全国ふるさと甲子園が東京・秋葉原で開かれました。千曲市も昨年に引き続き出展をし、職員、市民の方を合わせて35名の体制で我がまちの自慢をPRしてまいりました。 その結果、世界に誇る
逸品大賞デザート・
ドリンク部門では、
あんずヨーグルトスムージーが第2位を獲得しました。また、
ロケツーリズム賞でも第2位となりまして、行きたいまちNo.1では、前回10位以内の入賞を逃しましたが、今回は第3位となりまして、全国に千曲市を発信するとともに、
ロケツーリズムへの
取り組みの効果を実感した次第であります。 今後も
ロケツーリズムについては、市内で
ロケーションによる
直接的経済効果を増やすとともに、映画や
ドラマ等の上映・放映後の
交流人口の増加に向けて、
トップセールスも積極的に行い、さまざまな人脈を生かしつつ、効果的な戦略を進めてまいりたいというふうに存じます。 次に、千曲
市ワーケーション体験の開催であります。 時間や場所の制約を受けずに柔軟に働くテレワークの一つとして、旅先で仕事と休暇を両立する新しい働き方
ワーケーションへの注目度が全国的に高まっています。 こうした中、千曲市では、温泉や
歴史文化などの千曲市の魅力を
首都圏企業からの誘客につなげる試みとして、企業側の需要や
ワーケーションに対応した市内の受け皿などを検証するため、10月9日から11日までの3日間、
ワーケーション体験会を開催いたします。 体験会では、温泉旅館やホテルなどの一室で仕事をしたり、姨捨、長楽寺、荒砥城などでは、
Wi-Fiや机、いすなどの環境を整えた中で仕事をしていただき、
オフィス環境の検証や参加者からの意見などを踏まえて、今後の
ワーケーションの普及や観光振興につなげたいと考えております。 次に、
子育て世代包括支援センターであります。 新庁舎の開庁に合わせて、
母子保健と
子育て支援の両面から、きめ細かな
相談支援を行う
子育て世代包括支援センターを開設をいたしました。
センターでは、妊娠・出産期から
子育て期の皆さんが安心して子育てができるように、
保健センター、
子育て支援センター、
こども未来課の各
専門職員がコーディネーターとなりまして、育児に関する
相談支援あるいは
子育て支援の
情報提供を行ってまいります。 また、妊娠届の際に、保健師が全ての妊婦さんと面接をし、支援が必要な方の把握を行い、より専門的な支援を必要とする場合には、
関係機関と連携し、状況に応じた
支援プランの策定や必要な支援の調整、
情報提供などを行うなど、妊娠期から
子育て期に至るまで、切れ目のない支援に努めてまいります。 次に、
幼児教育・保育の無償化であります。 無償化の対象となるのは、保育所、幼稚園、
認定こども園等に通園する3歳から5歳の全世帯及びゼロ歳から2歳児の
住民税非課税世帯となっています。 現在、10月からの開始に向けて、市内の無償化の
対象施設に対し、必要となる基準を満たしていることを確認する作業と、幼稚園、
認可外保育園等における無償化の対象者への認定に関する事務、また、無償化に伴い必要となる規則、要綱等の整備について、準備を進めているところであります。 無償化の対象には、制度の内容や手続について施設を通じてチラシを配布し、市報9月号やホームページにも掲載するなどの周知を行っております。今後も、
無償化制度が円滑に導入できるよう努めてまいります。 なお、無償化の対象外となった
多子世帯には、市独自の
多子世帯保育料の
軽減事業がありますので、それらを継続的に実施をしてまいります。 次に、千曲
市プレミアム商品券の事業であります。
消費税率引き上げによる家庭への影響を緩和し、
地域消費を下支えするため、低所得者、小さな乳幼児のいる子育ての世帯を対象に、25%お得な
プレミアム付き商品券を10月1日から令和2年2月28日まで販売をします。 既に引きかえ券の発送準備を始めておりまして、対象者はおおむね1万1,000人であります。市内11カ所の郵便局と市役所の売店で販売をします。 商品券のデザインや利用店の
ポスターは、千曲市出身の
現代アーティスト 越 ちひろさんの作品、「タイム クロス・ザ・シーズンズ」を使用しており、現在開催されている「
越ちひろ展 ミライノ色 ミライノ光 まちじゅうが美術館」に合わせ、商品券が利用できる店舗の店頭などに
ポスターを掲示しています。 商品券の
利用期間は、10月1日から令和2年2月29日までで、現在のところ、市内のおおむね250前後の店舗で利用できる見通しであります。 次に、
プレミアムアンズ「杏月」の販売と
求評活動であります。 平成29年度から取り組んできました、アンズの
ブランド化による
地域活性化事業の一環として、
生食用アンズの
ハーコットをプレミア化した商品を、生産者、県、JAと共同で開発をし、杏月として今年度から販売、そして
求評活動を開始をいたしました。 6月25日に
更級地区の圃場において開催しました
杏月発表記者会見を皮切りに、6月29日には
新宿高野のとの
コラボレーション企画として、
銀座NAGANOにおいて販売・
求評活動、そして
パフェづくり体験等を行うなど、
ハーコットを楽しむ会を開催しました。販売した杏月は、1人1箱の個数制限をかけましたが、午前中に30ケースが完売するなど好評でありました。 翌日の6月30日には、新宿の
ミドルスーパー三徳にて販売、これもやはり
求評活動を行ってまいりました。 7月1日には、
新宿タカノフルーツパーラーにおいて
ハーコットの試食会を開催しまして、
新宿高野の会員の方々に、サラダやパフェ等さまざまな形で
ハーコットを食べていただきました。いずれの店舗でも、甘さと酸味のバランスが良い、あるいは色もきれいだということで高い評価をいただくとともに、
新宿高野での販売をしてほしいという声も聞かれました。 さらに、7月5日には、新幹線で新鮮な果物を運んで東京駅で販売するJRとの
タイアップ企画「東京駅
新幹線マルシェ」で、生食用と加工用のアンズを販売をいたしました。杏月50個は2時間程度で完売になりました。全体で118名の方に購入をしていただきました。千曲市のアンズに対する反響の大きさを、生産者や販売者もこの部分では感じたのではないかというふうに思っています。 今後は、杏月の販売により、千曲市の
生食アンズを知ってもらうきっかけとしていくために、最終目標であります生食・加工品を問わず、
アンズ全般の振興につながるよう活動を進めてまいります。 次に、
ワインブドウの振興であります。 千曲市は、平成27年に
東信地区の7市町村と、
国家戦略特区「
千曲川ワインバレー(東地区)特区」の認定を受け、
ワインブドウの振興を進めています。
ワイン業界は、裾野が広い産業でありまして、つくったワインを地域内で広く流通させることが重要であることから、
ブドウ栽培の支援に加え、
ワインブドウ研究会の
試験圃場産のブドウを使ったワインを用いた大小さまざまな
PRイベントを開くなど、流通面での支援も推進しているところであります。 こうした中、6月29日には、
銀座NAGANOにおいて、一夜限りの
特設ワインバー「あんずの
里ワインバル」--これ、39名が参加しておりますが--を開催しました。7月26日には、第2回千曲市産ワインを楽しむ会を市内のホテルにおいて開催し、101名の参加を得て盛大に行いました。 楽しむ会当日に行ったアンケートでは、市内産ワインに対する認知度は、既に飲んだことのある「経験済」が38%でありました。そして、知ってはいるがまだ飲んだことがない「既知未経験者」が36%、あわせて74%でありまして、昨年の同調査によります59%に対しまして、認知度が向上していることがわかります。 また、
試験販売を通じたPRも行っておりまして、本年度は千曲マルベック2018(赤)ですが、これを604本、2017年は240本でありました。604本をつくったと。そして、千曲ソーヴィニヨン・ブラン2018は273本が出荷されまして、本年度は市内等14店舗の酒屋さん経由で
試験販売をしております。 なお、意欲のある生産者がワイナリーの建設を計画していることから、今後、市としても市内初のワイナリーの建設に向けて支援をしてまいりたいというふうに存じます。 次に、「
越ちひろ展 ミライノ色 ミライノ光 まちじゅうが美術館」についてであります。 千曲市、そして教育委員会、まちじゅうが美術館実行委員会の主催によります「
越ちひろ展 ミライノ色 ミライノ光 まちじゅうが美術館」が8月1日から10月末まで、市内各所において開催されています。 この美術展は、千曲市出身の現代作家 越 ちひろさんの作品を市の施設だけではなく、店舗、病院、寺院など市内各所に展示し、まちじゅうを美術館にしてしまおうという事業であります。 開催中は、作品の展示だけではなく、参加店舗での関連グッズのプレゼントあるいは販売、作品展示施設をめぐるスタンプラリー、越さんと千曲市出身の元野球選手、楽天アカデミーコーチの聖澤選手とのトークショー、参加型の美術ワークショップなど、美術展の枠にとどまることなく、まちおこしの一面を持った美術イベントになっております。 9月1日からは、メイン会場の更埴文化会館小ホールとアートまちかどでの作品展示が始まっておりまして、オープニングイベントでは、音楽と絵画のコラボレーション「ライブペインティング」が行われました。 また、更埴文化会館小ホールでは、越さんが公開制作を行っておりまして、1カ月をかけ、縦2.7メートル、横8.1メートルの大きな大作を描き上げています。絵を描いている様子、そして描き上げていく過程をごらんいただくことができるので、この機会に多くの方々に見ていただきたいなというふうに思っております。 以上を申し上げ、諸情勢の報告とさせていただきます。 なお、各議案に対する
提案説明につきましては、私、副市長及び部長から申し上げますので、よろしくお願いしたいと存じます。
○議長(
荻原光太郎君) 続いて、内田副市長。 〔副市長
内田雅啓君 登壇〕
◎副市長(
内田雅啓君) ただいま議題となりました議案第43号から議案第48号まで、一括して提案理由の説明をさせていただきます。 はじめに、議案第43号 千曲市会計
年度任用職員の給与及び
費用弁償に関する
条例制定についてでございます。 地方公務員法及び
地方自治法の一部改正により、令和2年4月から会計
年度任用職員制度が導入されることに伴い、給与及び
費用弁償に関し、必要な事項を定め、条例を制定するものです。 次に、議案第44号 千曲
市森林づくり基金条例制定について説明をいたします。 今年度の税制改正により、国税である森林環境税が創設され、この森林環境税を原資として各自治体に森林環境譲与税が交付されることを受け、民有林の整備に関する事業並びに森林の整備を担うべき人材の育成等に必要な資金を積み立てるため、基金の設置に必要な事項を定め、条例を制定するものです。 次に、議案第45号 千曲
市保育所条例の一部を改正する
条例制定についてでございます。 身近な地域に利用可能な幼稚園等がなく、保育を必要とする理由もないといった家庭のために、例外的に保育園を利用できる特別利用保育を実施するため、本条例の一部を改正するものです。 次に、議案第46号 千曲市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する
条例制定について、説明をいたします。 政府は、男女共同参画社会の実現、女性活躍推進のための施策として、本人からの届け出により、住民票やマイナンバーカードに旧姓(旧氏)の併記ができるよう住民基本台帳法施行令等の改正を行い、本年11月5日から施行となります。これにあわせまして、印鑑登録証明においても旧姓併記を可能とするため、本条例の一部を改正するものです。 また、今回の改正では、性別にかかわりなく自分らしく生きられる男女共同参画社会の実現に向け、心と体の姓が一致しない性同一性障害など性的少数者の方への配慮、人権尊重、プライバシー保護の観点から、印鑑登録証明における性別の表記(男女の別)も廃止をいたします。 次に、議案第47号 千曲
市下水道条例の一部を改正する
条例制定についてでございます。 下水道使用料に関して、現在の使用者に加え、給水装置を共同で使用している者にも使用料の納付についての連帯責任を負わせることにより、
滞納処分の幅を広げ、もって収納能率の向上を図るため、本条例の一部を改正するものです。 次に、議案第48号 千曲
市水道事業給水条例の一部を改正する
条例制定について、説明をいたします。 水道法の一部を改正する法律の公布による指定給水装置工事事業者の更新制導入に当たり、給水装置工事事業者指定手数料の徴収についての規定とあわせて、水道法施行令の条項が新たに追加されるため、本条例の一部を改正するものです。よろしく御審議のほどお願いいたします。
○議長(
荻原光太郎君) 続いて、大内
総務部長。 〔
総務部長 大内保彦君 登壇〕
◎
総務部長(大内保彦君) それでは、議案第49号 平成30年度千曲
市一般会計歳入歳出決算認定について、主な内容について御説明を申し上げます。 決算書の5ページ、6ページをごらんいただきたいと思います。 はじめに、歳入の状況について申し上げます。 市税につきましては、市民税で個人所得や企業の売り上げが増加したことなどにより、前年度比2.3%の増収、軽自動車税でも税制改正等による税率の引き上げなどによりまして、前年度比4.0%の増収となりました。また、固定資産税では、地価の下落による評価額の影響などによりまして、前年度比1.8%の減収となりました。ただし、市税全体では、前年度比0.1%増の総額76億3,548万4,976円となりました。 地方譲与税につきましては、地方揮発油譲与税、自動車重量譲与税ともに増収となり、総額で前年度比0.9%増の1億9,581万7,000円となりました。 各種交付金につきましては、地方消費税交付金が増収となったことなどにより、総額で前年度比2.7%増の13億2,247万7,870円となりました。 地方交付税につきましては、普通交付税は合併算定替えの段階的縮減などの影響によりまして、前年度より1億5,312万3,000円、率にして2.4%の減となりました。また、特別交付税は、1.7%の増となり、地方交付税全体では2.0%減の70億6,025万6,000円となりました。 続きまして7ページ、8ページのほうに移ります。 分担金及び負担金は、前年度比2.6%増の総額3億976万95円となりました。 使用料及び手数料は、前年度比0.9%増の総額2億5,650万8,775円となりました。 国庫支出金は、前年度比5.8%増の総額26億7,920万9,089円となりました。 県支出金は、前年度比3.1%増の総額12億9,868万1,825円となりました。 財産収入につきましては、基金運用益などにより、1億864万5,659円となりました。 寄附金につきましては、ふるさと千曲市応援寄附金で前年度比6.5%減の総額2億936万41円であります。 繰入金は、財政調整基金及び新
庁舎建設基金などの特定目的基金からの繰り入れを行いまして、総額で34億8,404万3,626円となりました。 諸収入は、中小企業金融対策貸付金元利収入や学校給食費納入金など、総額で13億9,878万6,264円となりました。 続きまして、9ページ、10ページをごらんください。 市債の関係でございます。新庁舎等建設事業に係る合併特例事業債が増額となったことなどによりまして、総額では前年度比14.2%増の47億8,933万1,000円となりました。 次に、歳出につきまして、各款ごとに説明をいたします。 決算書は11ページ、12ページをごらんください。 まず、議会費につきましては、議会の運営並びに議会活動に要した経費など、総額2億2,881万9,216円であります。 総務費につきましては、施設管理費、新庁舎等建設事業費、運輸通信対策事業費、防災対策費など、総額63億1,594万389円であります。 民生費につきましては、障害者援護費、老人福祉費をはじめ、福祉医療給付費、
子育て支援に係る児童福祉費、生活保護費などのほか、国民健康保険特別会計及び介護保険特別会計等への操出金、長野県後期高齢者医療広域連合への負担金など、総額78億4,073万5,778円であります。 衛生費につきましては、各種健診や予防接種事業費、地域医療対策推進事業費、ごみの減量・資源化と一般廃棄物の収集や広域焼却施設対策に要した経費などのほか、葛尾組合、長野広域連合等の一部事務組合負担金など、総額16億558万5,262円であります。 労働費につきましては、勤労者福祉に要した経費、雇用対策事業費など、総額2,694万7,501円であります。 農林水産業費につきましては、農業委員会の運営経費、農業振興費、土地改良事業費、農業用施設等維持事業費、地籍調査事業費、松くい虫防除対策事業費など、総額で6億1,642万9,001円であります。 商工費につきましては、商工業振興事業費、中小企業金融対策事業費、産業支援
センター事業費などのほか、観光施設管理事業費、観光振興事業費、
シティプロモーション推進事業費などで、総額12億6,239万454円であります。 続きまして、土木費につきましては、生活関連道路の維持補修等のほか、都市計画道路千曲線等の道路新設改良事業や河川整備費、下水道事業会計への操出金、公園管理事業費、屋代地区土地区画整理事業費、市営住宅の維持管理経費などであります。 これらを合わせました土木費全体の決算額は、総額で26億5,654万3,746円であります。 13ページ、14ページをごらんいただきたいと思います。 消防費につきましては、消防団活動に係る経費のほか、消防施設管理事業費、千曲坂城消防組合負担金など、総額で8億5,733万7,436円であります。 教育費につきましては、特別支援教育に要する経費、小中学校の管理運営事業費や学校教育振興事業費、戸倉上山田中学校改築事業費などのほか、社会教育施設の管理運営事業費、文化財保護事業費、体育施設の管理事業費、学校給食
センター管理運営事業費などでございます。これらを合わせました教育費全体の決算額は、総額37億3,170万2,162円であります。 災害復旧費につきましては、農地などの災害復旧に要した経費で、総額7,535万4,448円であります。 公債費につきましては、長期債の元利償還に要した経費、29億2,424万2,308円であります。 以上が主な歳出の内容であります。 続きまして、446ページをごらんください。 決算の総額について申し上げます。実質収支に関する調書に記載してありますとおり、歳入総額が311億1,277万6,167円、歳出の総額が281億8,771万8,701円となりました。 歳入歳出差引額は、29億2,505万7,466円で、翌年度へ繰り越すべき財源として23億1,169万4,000円を控除しますと、実質収支額は6億1,336万3,466円の黒字となりました。 このうち3億1,000万を地方財政法の規定によりまして財政調整基金へ積み立てをしたところであります。 なお、目区分による歳入歳出決算の事項別明細書につきましては、111ページから444ページまで記載してあるところでありますので、御参照いただければと存じます。 以上、一般会計について終了いたします。
○議長(
荻原光太郎君) 続いて、荒川
健康福祉部長。 〔
健康福祉部長 荒川愛子君 登壇〕
◎
健康福祉部長(荒川愛子君) それでは、議案第50号 平成30年度千曲
市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、御説明いたします。 平成30年度は、国民健康保険の財政運営が県域化され、新国保制度がスタートいたしました。制度改正により、決算の内容はこれまでと大きく変更となっております。 決算書の19ページ、20ページをごらんください。 まず、歳出から御説明いたします。 保険給付費につきましては、前年度比6.1%減の38億6,075万9,602円となりました。 県全体の国保運営費用を賄うため、平成30年度より新たに納付することになりました国民健康保険事業費納付金につきましては、14億8,114万4,608円となりました。 保健事業費につきましては、前年度比2.8%増の3,916万3,218円となりました。 続きまして、歳入についてでございます。17、18ページをごらんください。 国民健康保険税につきましては、前年度比3.3%増の11億9,716万265円となりました。 県支出金につきましては、被保険者への保険給付に対する費用として交付される保険給付費等交付金が加わったため、前年度から大幅増の39億534万9,771円となりました。 一般会計等からの繰入金につきましては、法定の繰入金のほか、福祉医療費給付金の一部現物給付化によります国庫支出金減額措置に対する財源補填分としまして、24万9,000円を繰り入れ、前年度比9.3%増の総額3億9,118万8,764円となりました。 決算総額につきましては、歳入が57億7,858万7,462円、歳出が56億6,531万6,404円となり、歳入歳出差引額1億1,327万1,058円につきましては、
令和元年度に繰り越すことといたしました。 次に、議案第51号 平成30年度千曲
市同和対策住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定についてを御説明いたします。 決算書の25、26ページをごらんください。 まず、歳出から御説明いたします。住宅新築資金等の新たな貸し付けはなく、これまでの借入金の償還として、総額91万7,604円となりました。 次に、歳入であります。23、24ページをごらんください。 歳入は、貸付金の元利収入と繰越金で、総額1,415万9,391円であります。歳入歳出差引額1,324万1,787円につきましては、
令和元年度へ繰り越すことといたしました。 なお、貸付金の収納確保につきましては、鋭意努めているところであります。 次に、議案第52号 平成30年度千曲
市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、御説明いたします。 決算書の31、32ページをごらんください。 まず、歳出から御説明いたします。歳出の大半を占めます保険給付費につきましては、介護サービス等の諸費、また、高額介護サービス等諸費が昨年度決算より増額となりました。また、地域支援事業費、介護保険事業を運営するに当たっての総務費などで、歳出総額50億6,583万2,658円となりました。 次に、歳入でございます。29、30ページをごらんください。 第1号被保険者の保険料、また、負担割合が定められております国庫支出金、支払基金交付金、県支出金及び繰入金等が主なものでございますが、歳入総額は52億9,413万7,147円となりました。 32ページをごらんください。再度お願いいたします。 以上により、歳入歳出差引残額は2億2,830万4,489円となります。このうち、1億1,126万9,000円を
地方自治法第233条の2の規定により、介護保険支払準備基金へ繰り入れし、残額につきましては、議案第57号
令和元年度千曲
市介護保険特別会計補正予算(第2号)でお願いいたしますが、次年度へ繰り越すことといたします。 次に、議案第53号 平成30年度千曲
市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてを御説明いたします。 決算書の37、38ページをごらんください。 まず、歳出から御説明いたします。歳出の大半を占めます後期高齢者医療広域連合納付金につきましては、前年度比5.7%増の7億7,792万8,136円となり、総務費等を合わせた歳出総額は7億8,316万9,768円となりました。 続きまして、歳入についてでありますが、35、36ページをごらんください。 後期高齢者医療保険料につきましては、前年度比5.9%増の5億9,142万1,672円となりました。 一般会計からの繰入金等を合わせました歳入総額は7億9,974万4,791円となり、歳入歳出差引額1,657万5,023円につきましては、
令和元年度に繰り越すことといたしました。
○議長(
荻原光太郎君) 続いて、小根澤
建設部長。 〔
建設部長 小
根澤英児君 登壇〕
◎
建設部長(小
根澤英児君) 議案第54号 平成30年度千曲
市下水道事業会計利益の処分及び
歳入歳出決算認定についてでございます。 はじめに、決算について御説明を申し上げます。 決算書の41ページ及び42ページをごらんください。 はじめに、収益的収入につきましては、予算額29億2,277万8,000円に対しまして、決算額は30億1,988万5,167円となりました。また、収益的支出につきましては、予算額26億2,432万8,000円に対しまして、決算額は25億6,789万1,636円となりました。この収入支出決算額からそれぞれの消費税及び地方消費税を除きまして、4億4,294万7,628円の当年度純利益が生じました。 次に、43ページ及び44ページをごらんください。 資本的収入につきましては、予算額14億8,077万8,000円に対しまして、決算額は9億8,119万65円となりました。また、資本的支出につきましては、予算額25億5,234万5,000円に対しまして、決算額は22億9,157万7,597円となりました。 この結果、資本的収入額が資本的支出額に不足する額13億1,038万7,532円は、当年度分消費税資本的収支調整額904万5,903円、過年度分損益勘定留保資金8億2,886万642円、減債積立金2億3,624万494円、建設改良積立金2億3,624万493円で補填をいたしました。 なお、事業の詳細につきましては、決算報告書のほか、46ページから77ページまでの損益計算書、剰余金計算書、剰余金処分計算書、貸借対照表、キャッシュ・フロー計算書及び事務報告書に記載してございます。 決算につきましては以上でございます。 続きまして、50ページの剰余金処分計算書(案)でございます。 収益的支出決算における未処分利益剰余金のうち、純利益分4億4,294万7,628円につきまして、千曲市下水道事業の剰余金の処分等に関する条例の規定に従い、積み立てをいたします。また、資本的収入額が資本的支出額に不足をする額に補填をいたしました減債積立金及び建設改良積立金につきましては、取り崩して使用したため未処分利益剰余金の中に混在することとなりました。 これを整理し、従来どおり純利益のみを未処分利益剰余金として示すようにするため、この減債積立金及び建設改良積立金分4億7,248万987円を資本金へ組み入れますことにつきまして、議決をお願いいたしたいと存じます。あわせまして、本千曲市下水道事業会計平成30年度決算の認定もお願いするところでございます。 次に、議案第55号 平成30年度千曲
市水道事業会計利益の処分及び
歳入歳出決算認定についてでございます。 決算書の79ペース及び80ページをごらんください。 はじめに、収益的収入につきましては、水道事業収益が予算額1億8,316万2,000円に対しまして、決算額は1億7,881万8,986円となりました。また、収益的支出につきましては、水道事業費用が予算額1億8,313万円に対しまして、決算額は1億5,515万7,192円となりました。この収入支出決算額からそれぞれの消費税及び地方消費税を除きまして、2,152万9,890円の当年度純利益が生じました。 次に、資本的収入につきましては、予算額9,271万9,000円に対しまして、決算額は3,851万5,034円となりました。また、資本的支出につきましては、予算額1億2,056万8,000円に対しまして、決算額は6,876万1,020円となりました。 この結果、資本的収入額が資本的支出額に不足する額3,024万5,986円は、当年度分消費税資本的収支調整額205万3,508円、過年度分損益勘定留保資金1,792万3,890円、減債積立金709万3,388円、建設改良積立金317万5,200円で補填いたしました。 なお、事業の詳細につきましては、決算報告書のほか、82ページから108ページまでの損益計算書、剰余金計算書、剰余金処分計算書(案)、貸借対照表キャッシュ・フロー計算書及び事業報告書に記載してございます。 決算につきましては以上でございます。 続きまして、86ページの剰余金処分計算書(案)でございます。 収益的収支決算における未処分利益剰余金のうち、純利益分の2,152万9,890円につきましては、千曲市水道事業の剰余金の処分等に関する条例の規定に従いまして、積み立てをいたします。また、資本的収入額が資本的支出額に不足する額に補填いたしました減債積立金及び建設改良積立金につきましては、取り崩して使用したため、未処分利益剰余金の中に混在することとなりました。 これを整理し、従来どおり純利益のみを未処分利益剰余金として示すようにするため、この減債積立金及び建設改良積立金使用分の1,026万8,588円を資本金へ組み入れますことにつきまして議決をお願いいたしたいと存じます。あわせまして、本年度水道事業会計平成30年度決算の認定をお願いするものでございます。
○議長(
荻原光太郎君) ここで、議案第49号から議案第55号まで、以上7議案について、代表
監査委員から監査結果の報告を求めます。 飯島代表
監査委員。 〔
監査委員 飯島仁一君 登壇〕
◎
監査委員(飯島仁一君) ただいま
提案説明がありました平成30年度各会計の決算審査を実施しましたので、
監査委員を代表いたしましてその結果を報告させていただきます。 市長から審査に付されました議案第49号から議案第53号までの一般会計及び特別会計の決算書及び附属関係書類並びに定額基金の運用状況を示す書類は、いずれも関係法令に基づきまして作成されており、計数につきましても関係諸帳簿と照合した結果、正確であると認めました。 また、議案第54号及び議案第55号の公営企業におきましても同様に係数は正確で、かつ、経営成績及び財政状態も適正に表示されているものと認めました。 なお、決算審査を通じまして、若干審査意見を付させていただきました。 公営企業会計分については、安定した経営状況を続けておりますことから省略いたしまして、この場では、一般会計、特別会計のみの概要を述べさせていただきます。 それでは、お手元の資料の一般会計、特別会計分の千曲市決算審査等意見書の9ページをごらんいただきたいと思います。共通事項4点、個別事項1点の審査意見を付させていただきました。 まず、共通事項の1点目ですが、財政健全化への
取り組みでございます。 補助金につきまして、全く利用されていない事例や多額の内部留保資金を抱え交付された補助金の大半を繰り越している団体も見受けられましたことから、精査の厳格化を求めたところでございます。 次に、公共施設等の使用料、手数料のうちいまだ検討中のものは、受益者負担金の徴収が可能となるよう環境整備の加速化を、また既存システム等で対応可能なものはその活用を一層図り、ペーパーレス化と経費の削減に努めるよう求めました。 次に、共通事項の2点目、負担の増大が顕著となっております各種計画書の策定について、さらなる事務処理の軽減を図るよう見直しを求めたところでございます。 次に、10ページをごらんいただきたいと思います。 共通事項の3点目は、パブリックコメント案件について、多数の者から多様な意見や提案が受けられるよう、簡便で市民にわかりやすい
情報提供を求めました。 共通事項の4点目は、若者の参画機会が少なく、その活用も限定的なものとなっている現状を踏まえまして、政策立案や職務遂行能力の強化を図りながらその活用を積極的に進めるよう求めました。 次に、11ページをごらんください。 個別事項といたしましては、稲荷山重伝建保存事業の問題でございます。 建物の修理事業が毎年一、二件実施されるのみで、このまま推移いたしますと町並みが整うには相当長期間要することが見込まれております。将来の懸念材料も生じていることから、地区関係者と十分協議されまして全体の整備計画の見直しを図るとともに、予算、体制面等を整え、事業が加速化するよう求めたところでございます。 以上、審査意見の一部を述べましたが、詳細につきましては、配付されております資料を後ほどごらんいただきたいと思います。
○議長(
荻原光太郎君) 続いて、議案第56号から議案第59号まで、以上4議案について
提案説明を求めます。 内田副市長。 〔副市長
内田雅啓君 登壇〕
◎副市長(
内田雅啓君) 議案第56号から議案第59号まで、4議案につきまして御説明申し上げます。 はじめに、議案第56号
令和元年度千曲
市一般会計補正予算(第3号)の議定についてでございます。 今回の補正は、
幼児教育・保育無償化に対応する経費や、地域要望等に基づく市道・農道等の整備費など、行政運営上緊急に必要な経費として、総額3億1,500万円の追加をお願いし、歳入歳出それぞれ249億3,500万円とするものです。 以下、その主な内容について歳出から順次御説明申し上げます。 予算書の14ページからごらんください。 まず総務費では、コンビニ交付印鑑登録証明に旧姓を併記するためのシステム改修に要する経費として、87万2,000円を追加するものです。 民生費では、
幼児教育・保育無償化に対応するための保育所管理運営事業費等の経費及び生活保護制度改正に伴うシステム改修に要する経費などとして、3,254万円を追加するものです。 衛生費では、
母子保健情報を一元管理するためのシステム改修委託料186万5,000円を追加するものです。 農林水産業費では、地域要望等に基づく農道及び用排水路の改修費などのほか、棚田保全や土地改良事業の推進に要する経費、雨宮産業団地造成事業の進捗による排水機場維持管理に要する経費、森林環境譲与税を原資とした森林経営管理台帳の整備や基金の造成に要する経費などとして、7,093万円を追加するものです。 商工費では、国宝土偶展開催に要する経費、三大都市圏の人口集中の是正策としてのUIJターン就業・創業移住支援事業補助金などとして235万3,000円を追加するものです。 土木費では、地域要望等に基づく市道維持補修事業費及び市道新設改良事業費、カーブミラー修繕などの交通安全対策事業費、豪雨時の排水処理を改善するための河川下排水路維持事業費などのほか、住宅・建築物の耐震化や空き家対策の推進に要する経費など、土木費全体では1億814万円を追加するものです。 消防費では、車両価格の高騰に伴う消防車両購入費として300万円を追加するものです。 教育費では、
幼児教育・保育無償化に対応するための幼稚園助成事業費及び国の予算拡充に伴う事業の前倒しにより小・中学校のトイレ洋式化を推進するための経費、母屋の再整備に向け事業を推進するための松田家資料整備事業費、来年度開催される重要無形民俗文化財「雨宮の神事芸能」を後年度へ伝承するための民俗芸能調査事業など、教育費全体では9,530万円を追加するものです。 予算書の10ページ、11ページをごらんください。 以上、申し上げました
補正予算案の財源としては、国庫・県支出金及び交付額が確定した普通交付税などを充てるほか、
幼児教育・保育無償化に伴う保護者負担金の減額並びに給食費実費徴収金の増額、また、高速交通関連施設管理基金からの繰り入れを行うとともに、市債の追加及び変更を行い、財源調整をするものです。 3ページをごらんください。 次に、第2表債務負担行為補正でありますが、市道1-21号線道路改良工事第3工区、松田家主屋等再整備実施設計委託については、本年度内に契約を締結し、業務に支障をきたすことのないよう、後年度負担をお願いするものでございます。 4ページをごらんください。 次に、第3表地方債補正につきましては、防災・減災・国土強靭化緊急対策事業債の追加及び緊急防災・減災事業債、公共事業等債、臨時財政対策債について限度額の変更を行うものでございます。 以上が、一般会計補正予算(第3号)の概要でございます。 次に、議案第57号
令和元年度千曲
市介護保険特別会計補正予算(第2号)の議定について説明申し上げます。 このたびの補正は、歳入歳出とも1億2,533万3,000円の追加をお願いし、総額を歳入歳出53億7,089万6,000円とするものです。 補正にかかわる歳出の内訳といたしましては、介護保険支払準備基金積立金として1億1,842万4,000円の積み立てを行うほか、平成30年度介護保険事業の確定に係る国庫支出金等の過年度返還金690万9,000円をお願いするものです。 歳入の内訳といたしましては、社会保険診療報酬支払基金からの過年度分介護給付費交付金と県からの過年度分介護給付費負担金及び前年度繰越金でございます。 次に、議案第58号
市道路線の認定についてでございます。 市道1127号線(窪田7号線)につきましては、宅地開発業者により寄附される予定の路線を認定するものでございます。 市道1128号線(窪田8号線)についても、宅地開発業者により寄附される予定の路線を認定をいたします。 次に、議案第59号
市道路線の変更について御説明申し上げます。 市道7057号線(極楽寺北線)につきましては、市道7057号線の一部廃止に伴い、市道の終点を変更するものでございます。 以上、一括して提案理由を御説明申し上げましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
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△日程第26 議案第60号 千曲市・坂城町
等公平委員会委員の選任について
○議長(
荻原光太郎君) 日程第26、議案第60号 千曲市・坂城町
等公平委員会委員の選任についてを議題といたします。 議案に対する
提案説明を求めます。
岡田市長。 〔市長
岡田昭雄君 登壇〕
◎市長(
岡田昭雄君) ただいま議題となりました議案第60号 千曲市・坂城町
等公平委員会委員の選任について説明いたします。 千曲市・坂城町
等公平委員会委員につきましては、千曲市、坂城町、葛尾組合、千曲坂城消防組合で共同設置をしておりますが、委員の選任につきましては、構成する市町及び一部事務組合が地方公務員法第9条の2第2項の規定により、それぞれ議会の同意を得て、千曲市長が選任するとなっております。 本案につきましては、堀内重徳さんが11月20日をもって任期が満了しますので、後任の委員を選任するため、御提案申し上げる次第であります。 御承知のように、公平委員は、人格が高潔で、地方自治の本旨及び民主的で能率的な事務の処理に理解があり、人事行政に関し識見を有する者のうちから、議会の同意を得て選任することとされております。 提案いたしました鈴木恒夫さんは、人格、識見ともにすぐれておりまして、最適任者であると認め、選任いたしたいので、よろしく御同意を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
荻原光太郎君) これより質疑に入ります。質疑の通告がありませんので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案は、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
荻原光太郎君) 異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決いたします。 お諮りいたします。 議案第60号については、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
荻原光太郎君) 異議なしと認めます。よって、議案第60号は、原案のとおり同意することに決しました。
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△日程第27 議案第61号
人権擁護委員候補者の推薦について
○議長(
荻原光太郎君) 日程第27、議案第61号
人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。 議案に対する
提案説明を求めます。
岡田市長。 〔市長
岡田昭雄君 登壇〕
◎市長(
岡田昭雄君) ただいま議題となりました議案第61号
人権擁護委員候補者の推薦について説明します。 人権擁護委員法第3条の規定による人権擁護委員のうち、
令和元年12月31日で任期が満了となります大字内川、赤塩曜子さんの再推薦と、大字倉科、宮下正子さんの後任に大字森、久保艶子さんを法務大臣へ推薦するに当たり、同法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものであります。 人権擁護委員は、人格識見が高く、広く社会の実情に通じ、人権擁護に理解がある者のうちから、市長が議会の意見を聞いて推薦することになっております。 赤塩曜子さん並びに久保艶子さんのお二人は、人格、識見ともにすぐれ、人権擁護委員としてまことに適任と存じますので、よろしく御審議の上、御同意を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
荻原光太郎君) これより質疑に入ります。質疑の通告がありませんので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案は、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
荻原光太郎君) 異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決いたします。 お諮りいたします。 議案第61号については、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
荻原光太郎君) 異議なしと認めます。よって、議案第61号は、原案どおり同意することに決しました。
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△日程第28 議案第62号 千曲
市デジタル防災行政無線整備工事変更請負契約の締結について
○議長(
荻原光太郎君) 日程第28、議案第62号 千曲
市デジタル防災行政無線整備工事変更請負契約の締結についてを議題といたします。 議案に対する
提案説明を求めます。 内田副市長。 〔副市長
内田雅啓君 登壇〕
◎副市長(
内田雅啓君) ただいま議題となりました議案第62号 千曲
市デジタル防災行政無線整備工事変更請負契約の締結について、御説明申し上げます。 平成30年9月の第4回
市議会定例会で請負契約締結の承認をいただきました千曲市デジタル防災行政無線整備工事について、変更がございます。 まず、災害時避難行動要支援者への情報伝達をいち早く、確実にするための戸別受信機を増設するものです。 当初設計では、避難所及び要支援者利用施設のみとしておりましたが、災害時の避難に時間を要する要支援者への家庭に設置する戸別受信機について、要望に応じて1,300台増設することによる工事費の増額変更であります。 また、今回の工事では、現在ある屋外告知放送設備115局のうち、52局をデジタル化することとしており、無線子局と既設の有線子局との連携に、施工上の変更をあわせて行うこととしたことなどにより、総額7,244万3,030円を増額し、契約金額4億6,105万1,546円とするものでございます。 本変更契約を締結するため、
地方自治法第96条第1項第5号の規定による議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。よろしく御審議の上、御決定を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
荻原光太郎君) これより質疑に入ります。質疑の通告がありませんので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案は、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
荻原光太郎君) 異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決いたします。 お諮りいたします。 議案第62号については、原案可決と決するに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
荻原光太郎君) 異議なしと認めます。よって、議案第62号は、原案のとおり可決されました。 以上で、本日の日程は終了いたしました。 これをもちまして、本日の会議を散会といたします。お疲れさまでした。 午前11時12分 散会
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